志磨遼平氏のフアンをさせていただいて11年が経った。
昨年、メジャーデビュー10周年記念のベストアルバムが発売されたとき、「なぜこの曲が入っていないのか? 」と思い、勝手にマイ・ベスト・10yearプレイリストを作成するなどした。
というわけで、毛皮のマリーズ&ドレスコーズで『人生のここで流れていてほしい曲』打線を組もうと思う。
葬式:ドレスコーズ『人間ビデオ』
暗い人間なので、初手で葬式に流したい曲の発表である。
音の情報量の多さに “うつせみ” を感じるので、この世とおさらばするときに流れていてほしい。
結婚式:毛皮のマリーズ『ボニーとクライドは今夜も夢中』
明るい話をしようか。
結婚式で流したい曲である。
普通なら『愛のテーマ』などのほんわかした曲を選ぶのだろうが、ここは逆に『ボニクラ』だろう、という気持ち。
これを認めてくれる人と結婚できるといいですね。
ここぞというとき:毛皮のマリーズ『ビューティフル』
『ビューティフル』を人生の節目節目で聴く人は多いと思う。
課題に追われていた大学生時代、心が死んで自暴自棄になっていたとき、この曲をふと思い出し、「どういうふうな人生を生きたいか? 」の答えをもらった。
あのときの学校の廊下、日差し、気温を今でも思い出せる。
私を1曲で表すと:毛皮のマリーズ『チャーチにて』
いわゆる「名刺代わりのこの1曲」だ。
暗い。
しかし、この人生を振り返ると、迷いなく「この曲は私である」と宣言できる。
「人生のここ」の引き出しが少なすぎるため、今日はここまでになってしまった。
こういうのを考えるのが大好きなので、またやりたいです。